キーコーヒーという名前のインパクトに惹かれる。KEY COFFEEとアルファベットで表示されると魅力は半減するのだが、音にした時の心地よささたるや、その見事さに聞き惚れる。「キー」と「コー」との同じ子音の続き。そして「キー」と「ヒー」の頭と尻との母音の重なり。美しい3連符である。

コーヒーに被らせる帽子として「キー」が最適ならば、靴を履かせるとしたらどれが良いだろう。「ホー」だろう。続く子音、重なる母音を照らし合わせるとそうなる。そんな法律ができないものだろうか。内容は問わない。